名探偵コナンの大人気キャラクターであるベルモットは謎多き大女優です。
黒の組織のNo,1である、あのお方のお気に入りという側面があり、コナンと灰原にとっては脅威の一人でもあります。
そんな脅威のベルモットにコナンと灰原は正体を知られています。
そのベルモットが小さくなっっているコナンと灰原の正体に気づいたのは一体いつでしょうか?
そしてどのようなところから知るきっかけになったのでしょうか?
さらに、敵同士だと思われるベルモットが、ある時灰原を助けます。
なぜベルモットが灰原を助けたのか?理由はなぜだったのでしょうか?
気になるところが多いので、調査してみたいと思いました。
「ベルモットはコナンと灰原の正体にいつ気づいた?助けた理由なぜ?」と題して調査して行きますね!
ベルモットはコナンと灰原の正体にいつ気づいた?
ベルモットが、コナンの正体に気付いたのは比較的早く、おそらくアニメ230話(シーズン6)原作コミックス29巻の「謎めいた乗客」のバスジャックの事件の時には、すでに気づいていたようです。
はっきりと、コナンの正体がわかっていると確定している回は、アニメ345話(シーズン9)原作コミックス42巻「満月の夜のミステリー」でした。
理由は、宛先は工藤新一になっていた招待状の中身は、江戸川コナン宛になっていました。
その招待状を作成して送付したのはベルモットです。
そして、ベルモットが灰原だということがわかっていると確定しているのも、同じく345話(シーズン9)「満月の夜のミステリー」でした。
この回の冒頭で、阿笠博士の家に盗聴器が付けられていて、ベルモットから送られてきた招待状を読んでいるコナンと博士の会話がベルモットに聴かれています。
すでに、何もかも分かった上で盗聴器越しに聞いている様子でした。
この時すでにコナンである新一、そして蘭には手出しをしないベルモットが登場しています。
ベルモットの初登場回がアニメ176話の「黒の組織との再会」の事件の時でした。
そして、なぜベルモットが新一と蘭には手出しをしないのかがわかる話が、アニメ286~288話(シーズン7エピソード24~26)原作コミックス34巻「工藤新一NYの事件」で過去にニューヨークにいる両親の元に新一と蘭が行った時の話のなかでわかります。
そもそも、コナンこと新一の母の有希子と、ベルモットことシャロン・ヴィンヤードは親友なので、子供の頃の新一の事は写真ぐらいは見たこともあるし、知っていて当然だと新一は言っていました。
コナンの事は分かりやすかったかも知れませんね。
そしてベルツリー急行の時(アニメ701話~704話(シーズン18エピソード21~24)原作コミックス78巻の「漆黒の特急(ミステリートレイン)」)に有希子がベルモットに言っていました。
「シャロンの仲間、しんちゃんやあの子が薬で幼児化しているってこと、知らないんじゃない?
薬で幼児化してることを隠す理由があなたに何かあるのでは?」
と、核心に触れています。
ベルモットがコナンと灰原を助けた理由なぜ?
2年前にニューヨークで、FBIの赤井に追われていた、変装しているベルモットの命を、(当時高校生の姿をしていた)新一と蘭が助けたのです。
そこから、命の恩人で新一と蘭に心を奪われているベルモットは二人を守る行動をとっています。
コナンのことを守ったり助けたりする理由は分かりますが、事あるごとに命を狙われていた灰原をベルモットが助けた理由は?
といった質問が出ているのは、「劇場版名探偵コナンの黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」で、ベルモットが灰原を助けたことによる、質問となっています。
劇中、再度灰原が大ピンチになってしまうわけですが、ベルモットが助けるという、異例の結末となりました。
その異例の結末について、いつものようにコナンが結果を解説してくれるわけでもなく、最後にベルモットが言ったセリフが「助けた訳?それを探るのがあなたの仕事でしょ?シルバーブレット君」と言って映画が終わりました。
なぜ、そのようなセリフをベルモットが言う事になったのでしょうか?
劇中の冒頭で、灰原が欲しくて手に入れた「フサエブランドのブローチ」の購入整理券を、おばあさんに扮したベルモットに譲っていました。
その譲ってもらったお礼が一番だと思います。
そして、今回の目的が灰原の命を狙うことではなく、パシフィック・ブイの最新の顔認証システムを破壊することが目的であったということもあり、仮を返したのだと思いました。
今後の、二人の関係に大きく影響しそうだと言うことと、何を考えているのか?が見ものです。
ベルモットが灰原を狙わない理由は?
もう一つ、ベルモットが灰原を狙わない理由として私が思っているのは、かなり過去になりますが、アニメ345話(シーズン9)「満月の夜のミステリー」の最後に、ベルモットはコナンにこう言ってます。
「分かったわ、私の負けよ、もうシェリーは諦めてあげる」
と言っていたことから、ベルモットは灰原のことをわかっているにも関わらず、「今後は命を狙わない」という意味だったので、それからはベルモット単独では、灰原を狙っていません。
組織として、ジンが狙っているときは同じように行動を共にしていますが、率先して命を狙うような行動はありません。
アニメ701話~704話(シーズン18エピソード21~24)の「漆黒の特急(ミステリートレイン)」の時は、諦めていたシェリーへの想いをバーボンを使って晴らそうと、特急に乗り込んでいました。
しかし途中で、親友の有希子に会い「こちら側が勝ったら灰原から手を引くように」と言われていて、コナン側が完全勝利したので、それ以降は灰原とベルモットが対峙する回はありませんでした。
しかも、その特急の最後にシェリーは貨物車の中で一人爆破されてこの世を去ったと、ジンに報告しています。
このことから、ジンはシェリーがこの世にいないと思い込んでいます。
元より、ジンのモットーは「一度消した奴の事は忘れる主義だ」と言っているので、もう忘れているのだと思っていました。
しかし「劇場版名探偵コナン黒鉄の魚影」では「会いたかったぜ、シェリー」の名台詞と共に消したはずのシェリーにわざわざ会いに出向くシーンもありました。
自分の目で確かめないと気が済まないタチのジンならではのところが、いつも通りで嬉しくもあり、アイちゃんのこともうほっといてあげて!とも思いました笑
結果としてはニアミスで終わり、シェリーによく似た子供じゃねえかとの事と、最終手段としてパシフィック・ブイを壊して、気に食わないピンガを消すことに矛先が向かって行きました。
正直、ピンガが映画から逆運輸で原作に登場するキャラになったらどうするのか?
とハラハラしましたが、ジンが消してくれたのでホッとしました。
まとめ
「ベルモットはコナンと灰原の正体にいつ気づいた?助けた理由なぜ?」と題して調査してまいりました。
ベルモットがコナンと灰原の正体にいつ気づいたのか?については、かなり早めの段階で気づいていました。
そして「劇場版の黒鉄の魚影」で、ベルモットが灰原を助けた理由はなぜかというと、「フサエブランドのブローチ」の仮を返すことと、「コナンとの約束を守るため」そして「顔認証システムの破壊により自分の若さの秘密を守るため」が目的であったということでした。